
TOKUZO チーズのはじまり
わたしたちはワインインポーターが経営するチーズショップです。
ワイン輸入の歴史は50年、酒屋としては創業から150年を数えます。
美味しいワインにはチーズはなくてはならない存在です。チーズショップの歩みは「チーズショップをしよう」というより、「ワインには美味しいチーズがいる!」と、ても自然なかたちで30年ほど前にはじまりました。

ブリー ド モーとの格闘
チーズに「格闘」なんておっかない言葉は似合いませんが、日本にチーズ文化を根ざすために、当初はまさに闘いでした。
食べやすいブリー ド モーという白カビチーズに絞って輸入を開始しました。しかし生ものですから、食べ頃はすぐに到来しますし、変色がはじまり苦味もでてきます。とても残念なことですが、売り切ることができず大量に廃棄せざるを得ませんでした。

社員旅行先はイタリアのモッツァレラ工場
専業のワインでは「どんなところで、誰が、どうやってつくっているのか」を知った上で仕入れて販売するのがわたしたちのモットー、チーズも例外ではありません。チーズビジネスを開始した当初、社員旅行の訪問先のひとつがイタリアのチーズ工場で、内部を見学できたことは印象的でした。

ヘンリ ウィリッグ社(オランダ)のゴーダ
ゴーダチーズの生産国オランダ。日本が鎖国をしていた時代もオランダとの交易はありました。そしてわたしたちのチーズビジネスの開始当初からヘンリ ウィリッグ社のゴーダチーズはずっとそばに居ました。食べやすいハードタイプで、ついつい手が伸びて、冷蔵庫から一番になくなるのがゴーダかもしれません。
鮮やかなカラーの蝋で覆われたオシャレなフォルムで、スタンダードのものや熟成タイプ、クミン(カレー)やトリュフ、ペッパーなど味わいが豊富です。

パリのランジス市場より空輸
2 週間に一度、パリのランジス市場よりチーズを空輸しています。取扱い商品数は50種を越え、ネットショップだけでなく、自社小売店舗(大阪 心斎橋)、飲食店様や小売店様への卸業務も手掛けています。社内にはチーズプロフェッショナル協会認定の有資格者が随所に配置され、チーズひとつひとつにきちんと向き合った品質管理や加工を行っています。
